マルチプラットホームWindows、Macintosh、Linux間) 対応のデータ暗号化アプリケーションなど、 セキュリティソリューションの開発を主事業とする株式会社クイーリー (本社:東京都文京区、代表取締役社長:嶋村信行) は、 2010年2月22日に関東経済産業局 (局長:高原一郎) より、世界初の耐タンパー性 (※1) USBメモリ自動デュプリケータ (※2) の開発および事業化について、 中小企業事業活動促進法に基づく「新連携計画 (異分野連携新事業開拓計画) 」 (※3) の認定を受けました。
今回認定された事業は、弊社、株式会社ディジタル・ストリームス (東京都台東区) 、株式会社データンク (千葉県松戸市) を連携体とし、 「耐タンパー性USBメモリの自動デュプリケータ」の開発・製造をおこなうものです。
これまでUSBメモリの複製は手作業でおこなわれており、手間がかかるだけでなく、人為的なミスも発生しやすいといわれておりますが、
本事業ではUSBコネクタの接点の摩耗・破壊を防ぐ挿入方法や様々な形状のUSBメモリに対応するマガジン (梱包容器) 機構などの特許申請済み技術を活かし、
良否判別を含む一連の作業を一挙に全自動化させることで、様々なコストダウンを可能といたしました。
また、複製するデータに耐タンパー性 (※1) を持たせたUSBの複製により、コンテンツの保護にも対応し、USBメモリの複製にさらなる進化を実現しております。
UMPCの普及やUSBメモリのコスト低下などに伴い、今後はUSBメモリによるコンテンツの需要と供給が急激に増加すると予想されますので、 「耐タンパー性USBメモリの自動デュプリケータ」は、コンテンツ供給側の皆様に大きく貢献できる製品と考えております。
なお、「耐タンパー性USBメモリの自動デュプリケータ」は今秋には販売を開始し、国内のみならず海外にも販路を拡大して、 さらにSDカードやマイクロSDカードにも対応を広げる予定です。
※1:非正規な手段による機密データの読み取りを防ぐ能力
※2:光ディスク・フラッシュメモリなどのデータを複製する装置
※3:複数の中小企業がそれぞれの強みを持ち合い、新たな事業活動を行うことに対して支援がおこなわれる制度で、補助金・人的支援をはじめとした様々な支援措置が事業化まで継続されます。
【認定日】 | 平成22年2月22日 |
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【テーマ】 | 『耐タンパー性USBメモリ自動デュプリケータ』の開発事業化 |
【連携体構成メンバー】 |
株式会社クイーリー (コア企業・東京都文京区) 株式会社ディジタル・ストリームス (東京都台東区) 株式会社データンク (千葉県松戸市) |
【支援金融機関】 | 三菱東京UFJ銀行 |
【事業概要】 |
事業概要PDF |
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